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先に結論から。簡易トイレ80回セット(4,980円)。1回あたり約62円で、袋・手袋・便座カバーまでそろっています。
防災週間は8月30日から9月5日です。この時期に備蓄を見直すと、水と食料は足りているのに、トイレだけ手つかずだったと気づくことがあります。
非常用トイレを探すと、商品名に「50回分」「100回分」といった数字が並びます。ところが同じ50回分でも、価格は1,000円台から6,000円台まで開きます。回数が同じなら中身も同じ、とはならないためです。
この記事では、楽天市場で買える非常用トイレ6点を、セット内容・保存年数・タイプで並べました。あわせて、表示価格を回数で割った「1回あたりの単価」を全点について計算し、さらに同じ商品を売る店を横に並べて、買う場所でいくら変わるかを実際に確かめています。
結論:非常用トイレは80回セット(4,980円・1回62円)がつり合いが取れている
備蓄を一式そろえたいなら、簡易トイレ80回セット(日本製・15年保存)をおすすめします。
理由は3つあります。1つ目は、表示価格4,980円を80回で割ると1回あたり約62円で、袋・手袋・便座カバーまで入ったセットのなかでは低い部類だったこと。2つ目は、内閣府が目安とする1日5回で計算すると、1人なら16日分、4人家族なら4日分にあたる量が1箱で収まること。3つ目は、商品ページに「防災製品等推奨品認証」「防災士監修」の記載があり、大型の消臭抗菌袋が5枚付属することです。
逆に、袋や手袋は自分で用意できるという人には、凝固剤だけを買うほうが安く済みます。今回の6点で1回あたりが最も低かったのは、凝固剤のみの商品でした。
そして、そもそも家の便器が使えるかどうかで話が変わります。断水しても便器そのものが割れていなければ、袋をかぶせる方式で足ります。便器が使えない前提で備えるなら、座る台のほうが先です。
必要回数から箱数を出す。4人家族の1週間分は140回なので、80回セットを2箱で160回、9,960円です。3日分の60回でよければ1箱4,980円で足ります。これに車用の少量パックを足すなら6,960円になります。
非常用トイレ6点の比較表
価格・送料は2026年8月13日時点で楽天市場で調べて記録したものです。セット内容・仕様は各商品ページの記載によります。価格は変動しますので、購入前に販売ページで最新の表示をご確認ください。
役割が重ならないように、大容量セット・標準セット・防臭袋付きセット・少量パック・凝固剤のみ・折り畳み便座の6タイプを選びました。いずれも回数と価格が固定で表示されている商品です。
セット内容と保存年数は各商品ページの記載によります。価格は2026年8月13日時点、送料の有無は楽天市場APIの送料フラグに従っています。今回の6点はすべて送料込の表示でした。
| 商品 | タイプ | 回数 | 主な付属品 | 価格(2026年8月13日時点) | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|---|
| BOS トイレ凝固剤 50回分 | 凝固剤のみ | 50回 | 凝固剤50袋(10g)のみ | 1,870円 | 袋を自分で用意できる/買い足したい |
| トイレの神様 極 15回分 | 少量パック | 15回 | 凝固剤・畜便袋(ともに日本製) | 1,980円 | 車に積んでおきたい/まず試したい |
| SAIMOL 50回分 | 標準セット | 50回 | 排便袋・手袋50組・便器カバー3枚ほか | 3,780円 | 手袋込みで一式そろえたい |
| 折り畳み簡易トイレ 12回分 | 便座本体つき | 12回 | 本体・凝固剤12袋・汚物袋12枚 | 3,980円 | 便器が使えない前提で備えたい |
| BOS非常用トイレ 50回分 | 防臭袋つきセット | 50回 | 防臭袋BOS50枚・凝固剤・汚物袋ほか | 4,950円 | においを最優先で抑えたい |
| 簡易トイレ80回セット | 大容量セット | 80回 | 抗菌性凝固剤・排便袋80枚・大型消臭抗菌袋5枚ほか | 4,980円 | 家族分をまとめて備えたい |
価格の順に並べると、いちばん安いのは凝固剤のみの1,870円です。ただしこれは「安いセット」ではなく「セットではないもの」です。回数で割り直すと順番が変わります。次の章で実際に計算します。
「1回分」に何が入っているかは、商品ごとに違う
非常用トイレの多くは、便器に袋をかぶせて用を足し、凝固剤を振りかけて口を縛る方式です。水を使わないので、断水中でも停電中でも成立します。
ここで注意したいのが、「50回分」という表示が何を数えているかです。数えているのは凝固剤の袋数で、それ以外の付属品は商品によって入っていたり入っていなかったりします。内容が公表されている5点でも、中身の差ははっきり出ました。
| 商品 | 凝固剤 | 排便袋 | 手袋 | 便器カバー | 防臭・消臭袋 |
|---|---|---|---|---|---|
| BOS トイレ凝固剤 50回分 | 50袋(10g) | なし | なし | なし | なし |
| トイレの神様 極 15回分 | 15袋(8g) | 15枚 | なし | なし | なし |
| SAIMOL 50回分 | 50袋 | 50枚 | 50組 | 3枚 | 保管用処理袋3枚 |
| BOS非常用トイレ 50回分 | 50袋(10g) | 汚物袋50枚 | なし | 2枚 | 防臭袋BOS 50枚 |
| 簡易トイレ80回セット | 80袋 | 80枚 | 20枚 | 3枚 | 大型消臭抗菌袋5枚 |
凝固剤だけの商品は、メーカー自身が「非常用トイレとして使用するためには、臭わない袋、汚物袋と便器カバーが別途必要」と明記しています。汚物袋と便器カバーは市販の45Lゴミ袋で代用できるとも書かれています。
もうひとつの軸が、凝固剤1袋の量です。今回わかった範囲では、10gと8gの表示がありました。各社とも1袋で処理できる水分には上限があり、足りないときは追加してほしいと注意書きを添えています。数字が公表されている商品では、1袋で500ml前後という記載が見られました。
そして必要な回数は、人数と日数から決まります。内閣府はトイレの平均的な使用回数を1日5回として計画を立てるよう示しており、家庭の備蓄は1週間分が推奨されています。
| 世帯 | 3日分(5回×3日) | 7日分(5回×7日) |
|---|---|---|
| 1人 | 15回 | 35回 |
| 2人 | 30回 | 70回 |
| 3人 | 45回 | 105回 |
| 4人 | 60回 | 140回 |
4人家族で1週間なら140回分です。50回分のセットを1つ買って備蓄完了、とはならない量だとわかります。
非常用トイレは1回あたりいくらか(約37円〜約332円)
ここからは、公開されている価格とセット内容から実際に計算した内容です。
1回あたりの単価に直す
非常用トイレは、回数の刻みが商品ごとにバラバラです。値札の数字だけでは比べられないので、表示価格を回数で割りました。計算式は「価格 ÷ 回数」です。
| 商品 | 回数 | 価格 | 1回あたり |
|---|---|---|---|
| BOS トイレ凝固剤 50回分 | 50回 | 1,870円 | 約37円 |
| 簡易トイレ80回セット | 80回 | 4,980円 | 約62円 |
| SAIMOL 50回分 | 50回 | 3,780円 | 約76円 |
| BOS非常用トイレ 50回分 | 50回 | 4,950円 | 約99円 |
| トイレの神様 極 15回分 | 15回 | 1,980円 | 132円 |
| 折り畳み簡易トイレ 12回分 | 12回 | 3,980円 | 約332円 |
袋つきのセットどうしで比べると、約62円から132円まで、およそ2.1倍の開きがありました。値札では1,980円といちばん安く見えた少量パックが、1回あたりでは4,980円の80回セットの2倍を超えています。「安い商品」ではなく「少ない商品」だった、ということです。
折り畳みの12回分が約332円と飛び抜けているのは、価格の大半が便座本体だからです。この1点だけは、回数で割った数字で他と比べても意味がありません。
同じ商品でも、買う店で単価が変わる
次に、まったく同じ商品を売っている店を横に並べました。BOS非常用トイレのBセット50回分について、メーカー直販の店と、それ以外の販売店を比べています。
| 販売元 | 価格 | 送料 | 1回あたり |
|---|---|---|---|
| メーカー直販店 | 5,500円 | 送料込 | 110円 |
| 他店A | 5,980円 | 送料込 | 約120円 |
| 他店B | 5,990円 | 送料込 | 約120円 |
| 他店C | 6,875円 | 送料別 | 約138円 |
同じ50回分で、5,500円から6,875円まで1,375円、率にして25%の差がありました。いちばん高い店は送料も別なので、実際の差はこれより広がります。
まとめ買いで単価はどこまで下がるか
さらに、同じメーカー直販店が扱う同シリーズを、回数の小さい順に並べて同じ計算をしました。
| 回数 | 価格 | 送料 | 1回あたり |
|---|---|---|---|
| 5回分 | 980円 | 送料別 | 196円 |
| 15回分 | 2,020円 | 送料込 | 約135円 |
| 30回分 | 3,670円 | 送料込 | 約122円 |
| 50回分 | 5,500円 | 送料込 | 110円 |
| 100回分 | 9,770円 | 送料込 | 約98円 |
| 400回分 | 32,970円 | 送料込 | 約82円 |
5回分の196円から400回分の約82円まで、およそ2.4倍の開きです。しかも5回分だけは送料別なので、手元に届くまでの差はさらに大きくなります。
ただし、下がり方は一定ではありません。5回分から50回分までで86円下がるのに対し、50回分から400回分までではさらに28円下がるだけです。単価だけを追って400回分を買っても、15年で使い切れなければ意味がありません。
同じ店の中でも、セットの呼び名で価格が違った
最後にひとつ、調べていて見つかったことを書いておきます。同じメーカー直販店に、内容の記載がほぼ一致する2種類のセットが並んでいました。
| セット | 回数 | 価格 | 1回あたり |
|---|---|---|---|
| Bセット | 50回分 | 5,500円 | 110円 |
| 直販限定 4点セット | 50回分 | 4,950円 | 99円 |
| Bセット | 100回分 | 9,770円 | 約98円 |
| 直販限定 4点セット | 100回分 | 8,690円 | 約87円 |
どちらも防臭袋・凝固剤・汚物袋・便器カバーの4点で、枚数もサイズも同じ記載でした。それでいて50回分で550円、100回分で1,080円の差があります。
ただし、同一品と言い切れるところまでは確認できませんでした。片方の商品ページには「リニューアル後の商品」との注記があり、外箱の寸法も1mm単位で異なる表示になっています。買う前に、両方のセット内容の記載を見比べてください。
6点それぞれの中身
簡易トイレ80回セット——家族分をまとめるならここから
抗菌性凝固剤80個、排便袋(黒)80枚、大型消臭抗菌袋5枚、便座カバー3枚、ポリエチレン手袋20枚が入って4,980円。1回あたり約62円です。箱は25.5×17×12cm、重さ約1,950gと、押し入れの隅に収まる大きさです。
排便袋は650×500mmで、洋式トイレにかぶせる前提のサイズです。透けない黒色である点と、1枚ずつ取り出せるカット口付きの外袋に入っている点が商品ページに書かれています。暗いなかで手探りする場面を考えると、この差は小さくありません。
メーカーは、抗菌性凝固剤について大腸菌や黄色ブドウ球菌などへの抗菌とアンモニア臭などの消臭効果が長期間持続するとし、公的機関で検査済みと説明しています。ただし試験機関名や試験方法の公表は今回確認できませんでした。保存年数は、直射日光と高温多湿を避けた保管を条件に15年としています。
SAIMOL 50回分——手袋が50組そろっている
排便袋50枚、凝固剤50袋、手袋50組、便器カバー袋3枚、保管用処理袋3枚で3,780円。1回あたり約76円です。
今回の6点で、手袋が回数と同じ50組入っていたのはこの商品だけでした。80回セットは20枚、他の商品は付属なしです。断水中は手を洗えないので、使い捨て手袋の枚数は現実的な差になります。
箱は18×9×28.5cm、重さ約1,764gで、縦長の形です。玄関の靴箱に立てて入れるような置き方に向きます。凝固剤を便器に直接入れないこと、排泄物の量によっては固まりにくく追加が必要な場合があることが、注意書きに明記されています。
BOS非常用トイレ 50回分——においを袋で止める考え方
防臭袋(白)50枚、凝固剤50袋(10g)、汚物袋(黒)50枚、便器カバー(青)2枚で4,950円。1回あたり99円と、今回のセットのなかでは高い部類に入ります。
価格の理由は防臭袋です。他の商品が凝固剤の消臭成分でにおいを抑えるのに対し、この商品は袋の素材そのものでにおいを閉じ込める設計になっています。用を足した袋を、さらにこの袋に入れて縛る手順です。
実務的に効いてくるのは、ゴミ収集が止まっている期間です。処理した袋は自治体の収集が再開するまで家に置くことになります。その日数が読めないときに、袋の性能が効きます。
汚物袋の開口部の外周は140cm、便器カバーは130cmと公表されています。特注の大きな便器や簡易トイレには設置できない場合があるとメーカーが注意しているので、変わった形の便器なら先に測ってください。
BOS トイレ凝固剤 50回分——袋を自分で用意する人へ
凝固剤50袋(1袋10g)だけで1,870円。1回あたり約37円と、今回の6点では最も低い数字です。
ただしこれ単体ではトイレになりません。メーカーは、非常用トイレとして使うには防臭袋・汚物袋・便器カバーが別途必要と明記したうえで、汚物袋と便器カバーは市販の45Lゴミ袋で代用できると案内しています。
向いているのは2つの場面です。ひとつは、すでにセットを持っていて凝固剤だけ買い足したいとき。もうひとつは、ゴミ袋の在庫が家に十分あって、自分で組み合わせたいときです。箱は10×19.3×7.2cm、約0.6kgと小さく、隙間に押し込めます。
逆に、災害時に落ち着いて組み合わせられる自信がないなら、最初からセットのほうが確実です。ここは値段ではなく段取りの話になります。
トイレの神様 極 15回分——車に1つ置いておく用
凝固剤15袋と畜便袋15枚、日本語説明書で1,980円。1回あたり132円と単価は高めですが、この商品の役割は備蓄ではありません。
箱は22.2×13.8×5.4cm、620g。文庫本を少し厚くした程度なので、車のシート下やグローブボックスに収まります。渋滞に巻き込まれたとき、登山のとき、帰宅困難になったときに効いてくるサイズです。
凝固剤・排便袋ともに日本製で、凝固剤は1包8gと公表されています。メーカーは、1包で固められる水分に上限があるため固まりにくい場合は追加してほしいと明記しています。8gという数字は今回調べたなかでは小さい部類なので、大便で使うなら2包使う前提で考えたほうが安全です。
15回分は、内閣府の目安で計算すると1人3日分にあたります。家の備蓄としては足りませんが、外出先の3日分と考えると意味が変わってきます。
折り畳み簡易トイレ 12回分——座る場所そのものを用意する
本体、凝固剤12袋、汚物袋12枚、収納袋で3,980円。他の5点とは前提が違い、便器が使えない状況を想定した商品です。
PP素材で耐荷重180kg、洋式に近い丸い座面という仕様が公表されています。折りたためるので、車のトランクやベッド下に収まります。凝固剤は1袋で500mlの水が約30秒で固まる、と商品ページに記載があります。
必要になるのは、便器が割れた場合、マンションの排水管が損傷して使用を止められた場合、車中泊や避難所の外で過ごす場合です。逆に、便器が無事なら袋をかぶせる方式で足りるので、この本体は要りません。
付属の12回分は1人2日ほどで尽きます。本体を買うなら、凝固剤と袋は別に用意しておくのが前提です。
買う前に決めておく3つのこと
1. 便器が使えるかどうかを先に決める
ここで選ぶものが変わります。断水しても便器そのものが無事なら、袋をかぶせる方式で足ります。今回の6点のうち5点はこの前提の商品です。
本体が要るのは、便器が割れた場合、集合住宅で排水管の損傷が疑われて使用を止められた場合、そして車中泊を想定する場合です。この3つに当てはまらないなら、本体に3,980円を使うより、その分を回数に回したほうが備蓄は厚くなります。
2. 人数×日数で必要回数を出す
内閣府が示す1日5回を使って、人数と日数を掛けます。4人家族で1週間なら140回分です。
ここで多くの人がつまずくのが、50回分のセットを見て「まあこれくらいで足りるだろう」と決めてしまうことです。50回分は4人家族なら2日半で尽きます。回数の表示は日数ではないと意識してください。
単価だけを見れば大容量ほど得ですが、今回の計算では50回分から400回分まで広げても1回あたり28円しか下がりませんでした。置き場所と保存年数のほうを先に考えたほうが現実的です。
3. 袋と手袋が何枚入っているかを見る
「50回分」は凝固剤の袋数です。排便袋がなければ使えませんし、手袋がなければ断水中に手が汚れます。
今回の6点でも、手袋は0枚から50組まで開きがありました。凝固剤だけの商品を選ぶなら、45Lゴミ袋の在庫も一緒に確認しておいてください。
よくある質問
使ったあとの袋はどう捨てますか
今回の6点はいずれも、各自治体の条例に従って可燃ごみとして処理するよう案内しています。ただし分別の区分は自治体ごとに違うので、お住まいの地域の案内を確認してください。
問題になるのはタイミングです。災害直後はごみ収集も止まります。収集が再開するまで家で保管することになるので、防臭袋や消臭袋の枚数が効いてきます。
保存年数の15年を過ぎたら使えませんか
使えなくなる年数ではなく、メーカーが示す交換の目安です。表現は商品によって「15年保存」「交換目安は15年」と分かれています。
いずれの商品も、直射日光と高温多湿を避けた保管が条件として書かれています。物置や車のトランクは夏に高温になるので、条件から外れる可能性があります。この点は購入前に商品ページの保管条件を確認してください。
凝固剤1袋で足りないことはありますか
あります。今回の6点すべての商品ページに、排泄物の量によっては固まりにくい場合があり、その際は凝固剤を追加するようにという注意書きがありました。
数字が公表されている商品では、1袋で500ml前後という記載でした。凝固剤の量は8gと10gの表示が見られたので、量の少ないものは追加が必要になる場面が増えると考えられます。備蓄の回数は、表示より少し多めに見ておくのが安全です。
凝固剤を便器に直接入れてもいいですか
入れないよう、各商品の注意書きに明記されています。詰まりの原因になるためです。
手順は、便器に袋をかぶせてから用を足し、そのあとで凝固剤を振りかけて袋を縛る、という順になります。使い方は初回に一度読んでおいてください。停電した夜に説明書を読むのは現実的ではありません。
子どもがいる家で気をつけることはありますか
凝固剤の誤飲について、今回の全商品が注意書きを載せています。子どもの手が届かない場所で保管するよう共通して案内されており、口に入った場合・目に入った場合の対処と、すぐ医師に相談するようにという記載があります。
備蓄は取り出しやすい場所に置きたくなりますが、この一点だけは置き場所を分けて考えてください。
まとめ:人数×日数で必要回数を出してから、箱数を決める
非常用トイレは、値札の数字だけでは比べられません。回数の刻みも、袋や手袋の枚数も、商品ごとに違うためです。
今回、表示価格を回数で割ったところ、袋つきのセットどうしで約62円から132円まで、およそ2.1倍の開きがありました。さらに同じ商品でも、買う店で25%、まとめる量で約2.4倍まで単価が動きます。
選ぶ順番は次のようになります。まず便器が使えるかどうかを決め、次に人数×日数で必要回数を出し、最後に袋と手袋の枚数を見る。この順番なら、買い足しはほぼ起きません。
家族分をまとめて備えるなら、1回あたり約62円で袋も手袋も入った80回セットが扱いやすい選択です。これに、車用の少量パックを1つ足しておくと、外にいるときの3日分もふさがります。
同じ断水でも、飲み水と生活用水のほうは給水タンク6点を満水時の重さと単価で比べた記事にまとめています。必要量の出し方はこちらと同じ考え方です。
価格・送料・在庫は変動します。セット内容・仕様は各商品ページの記載に基づき、2026年8月13日時点で確認したものです。1回あたりの単価は、表示価格を公表されている回数で割って当サイトが計算した参考値で、送料は含みません。備蓄回数の目安は内閣府「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン」が示す1日5回をもとに算出しています。使用方法・保管条件・処分方法は必ず各商品の取扱説明書と自治体の案内に従ってください。当サイトの免責事項もあわせてご覧ください。


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