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先に結論から。クラウンネット#24(91cm×6m・1,133円)。1平方メートルあたり約208円で、今回の6点でいちばん安く付きます。
台風のあとに網戸を見ると、たいてい下のほうが破れています。飛んできた小枝が引っかかるのも、猫が突っ込むのも、いつも同じ高さです。
張り替え用のネットを探すと、商品名に「#24」「30メッシュ」といった数字が並びます。数字が大きいほど網目が細かい、という説明はどこにでも書いてあります。ただ、その数字だけで選ぶと、ネットの値段が同じ製品でも倍以上ちがってくることには気づきません。
この記事では、メーカー直営の楽天市場店で買える張り替えネット5種類と道具セット1点を、メッシュ数・目合い・素材で並べました。あわせて、同じ製品を買う経路を変えると1平方メートルあたりの単価がどれだけ動くかを、実際に計算しています。
結論:網戸の張り替えはクラウンネット#24(91cm×6m・1,133円)が単価最安
用途が特に決まっていないなら、クラウンネット #24(91cm×6m・グレイ)をおすすめします。
理由は3つあります。1つ目は、目合いが約0.84mmで、蚊やハエなど一般的な虫の侵入を想定した標準的な細かさであること。2つ目は、6m巻なので掃き出し窓なら3枚前後を1本でまかなえること。3つ目は、あとで触れる1平方メートルあたりの単価が、今回調べた5通りの買い方のなかでいちばん低かったことです。
逆に、家の網戸が1枚しかない、あるいは1枚だけ直したいという場合は、6m巻は多すぎます。その場合は2m巻のホワイトメッシュか、他店で扱う91cm×2mのクラウンネットが現実的です。
そして張り替えが初めてなら、ネットより先に道具です。ローラーとカッターがないと、溝にゴムを入れる作業でつまずきます。
初回にいくらかかるか。ネット1,133円と道具の5点セット1,133円で、合計2,266円。同じ直営店なので発送は1回で済みます。ネットは6m巻なので掃き出し窓3枚ぶんが取れますが、セットに入る押さえゴムは7m1本で、これは網戸1枚ぶんです。3枚まとめて張り替えるならゴムを2本足して合計2,740円になります(1本237円)。道具は次回も使えるので、2枚目以降はネットとゴムだけの約615円です。今回の6点はすべて送料別なので、実際の支払いはここに送料が乗ります。
※送料はお届け先や店舗のキャンペーンで変わります。総額は購入前にカートでご確認ください。
張り替えネット5種類と道具セットの比較表
価格・送料は2026年8月12日時点で楽天市場で調べて記録したものです。仕様はメーカー公式サイトおよび各商品ページの記載によります。価格は変動しますので、購入前に販売ページで最新の表示をご確認ください。
役割が重ならないように、標準・遮熱・極細・目隠し・ペット用の5タイプを選びました。あわせて、初回に必要な道具をまとめたセットを1点並べています。いずれもメーカーであるイノベックス(旧ダイオ化成)の直営楽天市場店の取り扱いです。
メッシュ数と目合いはメーカー公表値です。価格は2026年8月12日時点、送料の有無は楽天市場APIの送料フラグに従っています。今回の6点はすべて送料別の表示でした。
| 商品 | メッシュ(目合い) | サイズ | 素材 | 価格(2026年8月12日時点) | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|---|
| ホワイトメッシュ #24 | 24メッシュ | 91cm×2m | ポリプロピレン | 649円 | 1枚だけ直したい/西日が当たる窓 |
| クラウンネット #24 | 24メッシュ(約0.84mm) | 91cm×6m | ポリプロピレン | 1,133円 | まとめて何枚も張り替えたい |
| 網戸張り替え5点セット | — | ゴム7m+道具4点 | PVC・ABS ほか | 1,133円 | 張り替えが初めて |
| 張替ネット #30 | 30メッシュ(約0.67mm) | 91cm×6m | ポリプロピレン | 2,409円 | 小さい虫が入ってくる家 |
| ペットメッシュ #20 | 20メッシュ相当 | 91cm×2m | ポリエステル+塩化ビニール | 2,923円 | 犬や猫が網戸に触る家 |
| 銀黒マジックネット #20 | 20メッシュ(約1.06mm) | 91cm×6m | ポリエステル | 4,294円 | 日中の視線が気になる窓 |
価格の順に並べると、いちばん安いのは2m巻のホワイトメッシュです。ただしこれは「安い製品」ではなく「短い製品」です。面積で割り直すと順番が変わります。次の章で実際に計算します。
メッシュ数は「糸の本数」であって、細かさの単位ではない
メッシュ数は、1インチ(25.4mm)四方に織り込んだ糸の本数です。24メッシュなら、縦にも横にも24本ずつ通っています。本数が増えれば1本あたりの間隔は狭くなり、網目は細かくなります。
ここで見るべきなのは、メッシュ数そのものではなく「目合い」です。目合いは網目の実寸で、メーカーは以下の値を公表しています。
| メッシュ | 目合い(約) | メーカーが想定する用途 |
|---|---|---|
| 20メッシュ | 1.06mm | 風通しを優先。目隠しタイプや厚手のペット用に採用 |
| 24メッシュ | 0.84mm | 蚊・ハエ・ブヨなどを想定した標準 |
| 30メッシュ | 0.67mm | ヌカカなど、より小さい虫を想定 |
24から30に上げても、目合いは0.84mmから0.67mmへ、約2割小さくなるだけです。数字の見た目ほど劇的には変わりません。
そのかわり、糸の本数は増えます。メーカーは30メッシュについて「極細糸を精度よく織りあげる事で、風通しにも配慮した製品」と説明しています。逆に言えば、細かくすれば風通しには不利に働くという前提があるということです。なお、風の通りやすさを数値で示した公表資料は今回確認できませんでした。
もうひとつ、ネットと同じくらい効くのが網押さえゴムです。ネットは溝にゴムと一緒に押し込んで固定するため、ゴムの太さがサッシに合っていないと張り替えは成立しません。太さは2.8・3.5・4.5・5.5・6.8mmが用意されています。
網戸ネットは1平方メートルあたりいくらか(208円〜1,606円)
ここからは、公開されている価格とサイズから実際に計算した内容です。
網戸ネットを1平方メートルあたりの単価に直す
張り替えネットは、幅と長さの組み合わせが製品ごとにバラバラです。値札の数字だけでは比べられないので、面積で割りました。計算式は「価格 ÷(幅m × 長さm)」です。
| 製品 | サイズ | 面積 | 価格 | 1m²あたり |
|---|---|---|---|---|
| クラウンネット #24 | 91cm×6m | 5.46m² | 1,133円 | 約208円 |
| ホワイトメッシュ #24 | 91cm×2m | 1.82m² | 649円 | 約357円 |
| 張替ネット #30 | 91cm×6m | 5.46m² | 2,409円 | 約441円 |
| 銀黒マジックネット #20 | 91cm×6m | 5.46m² | 4,294円 | 約786円 |
| ペットメッシュ #20 | 91cm×2m | 1.82m² | 2,923円 | 約1,606円 |
値札では649円といちばん安く見えたホワイトメッシュが、面積あたりでは1,133円のクラウンネットの約1.7倍になりました。「安い商品」ではなく「短い商品」だった、ということです。
同じクラウンネット#24でも、買い方で単価が変わる
さらに、同じクラウンネット#24を売り方の違うページで並べ、同じ計算をしました。メーカー直営店と、別の販売店の取り扱いを混ぜています。
| 販売元 | サイズ | 価格 | 1m²あたり |
|---|---|---|---|
| メーカー直営店 | 91cm×6m | 1,133円 | 約208円 |
| 別の販売店 | 91cm×2m | 587円 | 約322円 |
| メーカー直営店 | 100cm×2.5m | 962円 | 約385円 |
| メーカー直営店 | 145cm×2.5m | 1,694円 | 約467円 |
| 別の販売店 | 145cm×2.5m | 2,204円 | 約608円 |
同じ24メッシュ・同じポリプロピレン製で、1m²あたり約208円から約608円まで、およそ2.9倍の開きがありました。
読み取れることは2つあります。ひとつは、長尺のほうが単価が下がること。もうひとつは、145cm×2.5mという同じサイズでも、直営店1,694円に対して別の販売店が2,204円と、510円の差があったことです。なお色の表記が店によって異なるため、完全に同一の品番とまでは確認できていません。メーカー公式サイトには希望小売価格の記載がなく、実勢価格は販売店ごとに決まっています。
道具は、セットとバラでいくら違うか
初回は道具が要ります。同じ直営店で、5点セットの中身を1点ずつ買った場合の合計を出しました。
| 内容 | 単品価格 |
|---|---|
| 太さが変えられるゴム 3.5〜5.5mm×7m | 374円 |
| ワンタッチローラーNW | 205円 |
| 網戸専用カッター | 493円 |
| 網ストッパー 2個入 | 276円 |
| 単品の合計 | 1,348円 |
| 5点セット(DVD付き) | 1,133円 |
セットのほうが215円、率にして約16%安く、さらに張り替え方のDVDが付きます。バラで買う理由があるとすれば、ゴムの太さがすでに分かっていて、可変ゴムではなく単サイズを選びたい場合です。
その単サイズのゴムも調べました。イノベックス製の3.5mm×7mは、ある販売店で237円、別の販売店で239円でした。可変ゴムの374円との差はおよそ135円です。つまり「サッシの溝の太さを測る手間」を135円で省けるかどうかという話になります。
6点それぞれの中身
クラウンネット #24(91cm×6m)——標準の網目を、いちばん安い単価で
24メッシュ・目合い約0.84mmのポリプロピレン製で、色はグレイです。今回の比較では1m²あたり約208円と、調べた5通りの買い方のなかで最も単価が低くなりました。
6m巻なので、高さ190cm分を取るとして3枚前後がまかなえます。家の網戸をまとめて直すなら、これ1本で足りる家庭が多いはずです。
注意点は、余ったネットの保管です。丸めたまま日の当たる場所に置くと劣化します。次の張り替えまで使うつもりなら、袋に入れて室内にしまってください。
網戸張り替え5点セット——ネットより先に必要なもの
ワンタッチローラー、専用カッター、太さが変えられるゴム7m、網ストッパー2個、そして張り替え方のDVDが入っています。ネットは含まれないので、別に買う必要があります。
可変ゴムは、最初5.5mm相当の太さで、剥ぐように削って3.5mmまで細くできる構造です。メーカーは自社実績として、これで全体の9割近くの網戸に使えると説明しています。溝の太さを測らずに始められるのが利点です。
ローラーとカッターは使い捨てではありません。2枚目以降はゴムとネットだけの費用になります。
ホワイトメッシュ #24(91cm×2m)——1枚だけ直すとき
24メッシュ・ポリプロピレン製で、色は白。日本製です。温度上昇防止剤が入っていて、遮熱効果を加えたとメーカーは説明しています。晴天の日中は光を反射し、目隠しの効果も期待できるとされています。
ただし、室温が何度下がるといった数値の公表は今回確認できませんでした。遮熱を主目的に買うなら、その点は割り引いて考えてください。
2m巻なので、掃き出し窓なら1枚分です。今回の6点で最も手を出しやすい価格ですが、面積あたりの単価はクラウンネットより高くなります。
張替ネット #30(91cm×6m)——小さい虫が入ってくる家に
30メッシュ・目合い約0.67mmで、メーカーは網戸用としては最高レベルの網目としています。カやヌカカなど、細かい虫が気になる場合に向きます。川や田んぼ、雑木林が近い立地なら検討の価値があります。
価格はクラウンネットの約2.1倍で、1m²あたり約441円。同じ6m巻どうしの比較なので、この差はそのまま網目の細かさに払う金額と考えられます。
極細糸を織り上げているとされますが、細糸でも一般の防虫ネットと同等の耐久性を実現しているというのがメーカーの説明です。
ペットメッシュ #20(91cm×2m)——猫のいる家の消耗品対策
ポリエステルに塩化ビニールを組み合わせた厚手のネットです。20メッシュ相当で、爪のひっかきに耐え、それでいて爪が引っかかりにくい構造だとメーカーは説明しています。
1m²あたり約1,606円と、今回のなかでは飛び抜けて高い部類です。ただし比べる相手は、他のネットではなく「年に何度も張り替える手間」のほうです。猫が網戸に登る家では、標準のポリプロピレン製は消耗品になります。
ひとつ注意があります。このネットは網戸専用カッターが使えません。メーカーが明記しているので、切り取りはハサミで行うことになります。
銀黒マジックネット #20(91cm×6m)——外側が銀、内側が黒
表が銀、裏が黒のポリエステル製で、日本製です。銀の面を外に、黒の面を室内側にして張ります。室内からは黒の効果で外が見やすく、屋外からは光の反射で室内が見えにくくなる、という仕組みです。
ここは条件付きで読む必要があります。メーカー自身が「夜間や外が暗いとき、日中でも木陰や軒の影になるような場所など、設置場所の環境によっては十分な効果を発揮しない場合があります」と明記しています。夜のリビングの目隠しには期待できない、ということです。
目合いは約1.06mmと、今回の5種類ではいちばん粗くなります。虫の侵入を細かく防ぎたい窓には向きません。価格も1m²あたり約786円と高めです。
買う前に決めておく3つのこと
1. ゴムの太さを先に確認する
張り替えでつまずく原因の多くは、ネットではなくゴムです。太さが合わないと溝に入らないか、入っても緩みます。
いま入っているゴムを少し引き抜いて、太さを見てください。2.8・3.5・4.5・5.5・6.8mmのどれかに当たるはずです。測るのが面倒なら、3.5〜5.5mmを1本でカバーする可変ゴムという選択肢があります。5点セットに入っているのはこのタイプです。
2. 必要な面積から巻きの長さを決める
メーカーは、枠の寸法より縦横それぞれ10cm以上大きいサイズを買うよう案内しています。張るときに引っ張る余白が要るためです。
高さ180cmの網戸なら、ネットは190cm以上必要です。91cm幅の6m巻からは、この長さが3本取れます。網戸が1枚なら2m巻、3枚以上なら6m巻というのがひとつの目安になります。
3. 網目は「入ってくる虫」に合わせる
蚊やハエが主な相手なら24メッシュで足ります。それより小さい虫が入ってくるなら30メッシュです。逆に、風の通りを優先したい窓や、目隠し・ペット対応を選ぶ場合は20メッシュ相当になります。
ここは家の立地で決まる部分が大きく、値段で決める話ではありません。まず1枚だけ細かい網目に替えて、様子を見るという進め方もあります。
よくある質問
網押さえゴムは前のものを使い回せますか
メーカーは「張り替えの際は必ず新しいゴムに交換してください」と案内しています。ゴムは使ううちに柔軟性を失うためです。
一方で、販売店のなかには「弾力が残っていれば使える」と説明しているところもあります。判断は分かれますが、7mで200円台の部品なので、迷うなら替えたほうが手戻りは少なく済みます。
2枚目以降はいくらかかりますか
道具のうちローラーとカッターは使い回せます。かかるのはネットとゴムだけです。
クラウンネット#24の6m巻から3枚取れるとすれば、ネットは1枚あたり約378円。ゴムを237円で足すと、合計およそ615円になります。これは今回の価格をもとにした試算で、網戸のサイズによって変わります。
メッシュ数を上げると風は通らなくなりますか
目合いは24メッシュの0.84mmから30メッシュの0.67mmへ、約2割小さくなります。糸の本数が増える分、通気には不利に働きます。
メーカーは30メッシュについて、極細糸を使うことで風通しに配慮したと説明しています。ただし通気量を数値で比較した公表資料は今回確認できませんでした。体感差については販売ページのレビューを参照してください。
ネットは何年もちますか
使用環境によって差が大きく、メーカーが年数を明示した資料は今回確認できませんでした。日当たり、風の強さ、ペットの有無で変わります。
目安になるのは状態のほうです。指で押して張りがなくなっている、日に当たる面だけ色が抜けている、破れていなくても糸がほつれている。こうしたサインが出ていれば、破れる前に替えたほうが台風のあとに慌てずに済みます。
まとめ:ネットより先に、道具がそろっているか
張り替えネットは、値札の数字だけでは比べられません。幅と長さが製品ごとに違うためです。今回、面積で割り直したところ、同じクラウンネット#24でも1m²あたり約208円から約608円まで、およそ2.9倍の開きがありました。
そのうえで、選ぶ順番は次のようになります。まずゴムの太さを確認し、次に必要な面積から巻きの長さを決め、最後に網目を家の立地に合わせる。この順番なら、買い直しはほぼ起きません。
同じ窓まわりでも、台風で割れるほうの対策は飛散防止フィルムを窓1枚あたりの総額で比べた記事にまとめています。
用途が特に決まっていないなら、24メッシュの6m巻が扱いやすい選択です。初めてなら、これに道具の5点セットを足せば作業に入れます。
価格・送料・在庫は変動します。仕様はメーカー公式サイトおよび各商品ページの記載に基づき、2026年8月12日時点で確認したものです。1m²あたりの単価は、表示価格を公表サイズの面積で割って当サイトが計算した参考値です。最終的な仕様・価格は販売ページでご確認ください。当サイトの免責事項もあわせてご覧ください。


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