※本記事はアフィリエイト広告を含みます。価格・送料は2026年8月27日時点の楽天市場および各メーカー公式通販の表示にもとづくもので、変動します。購入前に販売ページでご確認ください。

先に結論から。この秋に家族で鍋を囲むために1台買うなら、山善の卓上IHクッキングヒーター YEP-CS140(B)(7,480円・送料込)です。
卓上IHコンロは、どれも「1400W」と大きく書かれています。ところが6点を並べてみると、載せられる鍋底の直径は上限16cmから26cmまで開いていました。同じ1400Wの3機種でも、上限は24cmと26cmに分かれます。
そこでこの記事では、楽天で買える6点を、ワット数ではなく鍋底の直径の対応範囲で並べ直しました。あわせて同じ日に、メーカー公式通販と楽天の価格も突き合わせています。
結論:26cmの鍋まで載る3機種のうち、いちばん安いのは山善
今回比べた6点では、山善の卓上IHクッキングヒーター YEP-CS140(B)(7,480円・送料込)が1位でした。鍋底の直径26cmまで対応する機種のなかで、最も安い1台です。
順位を付けた基準は3つです。4人で囲む大きさの鍋が載ること、火力を細かく落とせること、そして表示価格と送料の条件がその場で確定すること。この3つで見たとき、26cm対応で7,480円・送料込という組み合わせが決め手になりました。山善の公式通販「山善ビズコム」でも同じ7,480円・送料無料で、どちらで買っても支払う額は変わりません。
卓上での使い心地まで詰めたい方は、パナソニックのKZ-PH34-K(11,807円・送料込)です。火力が7段階と最も細かく、弱火側は運転音が約25dBとパナソニックが公表しています。金額を詰めるなら、アイリスオーヤマのIHK-TA1P-B(5,980円・送料込)が6点で最も安い1400W機でした。ただし鍋底の上限は24cmで、26cm機より載る面積が約17%狭くなります。
6点の比較表:価格・最大火力・鍋底の直径
価格の安い順に並べています。鍋底の直径は加熱調理時の対応範囲で、揚げ物調理時はどの機種もこれより狭くなります。
| 商品 | 価格 (2026年 8月27日時点) |
送料 | 最大火力 | 鍋底の直径 (加熱時) |
質量 |
|---|---|---|---|---|---|
| アイリスオーヤマ IHK-TA2P-B |
5,480円 | 送料込 | 1000W 5段階 |
12〜20cm | 約1.7kg |
| ドリテック DI-217BK |
5,920円 | 送料込 | 1000W 10段階 |
約10〜16cm | 約1.5kg |
| アイリスオーヤマ IHK-TA1P-B |
5,980円 | 送料込 | 1400W 6段階 |
12〜24cm | 約2.1kg |
| 山善 YEP-CS140(B) |
7,480円 | 送料込 | 1400W 5段階 |
12〜26cm | 約2.2kg |
| パナソニック KZ-PH34-K |
11,807円 | 送料込 | 1400W 7段階 |
12〜26cm | 約2.5kg |
| 山善 YEM-W1456(B) |
14,800円 | 送料込 | 1400W 左右合計 |
最大26cm ×2口 |
約6kg |
鍋底の直径と質量は、パナソニックと山善はメーカー公式の仕様および取扱説明書、ドリテックはメーカー公式の製品ページ、アイリスオーヤマの2機種は販売ページに掲載された仕様表によります。数値はいずれも各社の表記をそのまま載せ、こちらで丸め直したものはありません。最大火力の欄は定格消費電力と火力の段数です。YEM-W1456(B)は2口ですが、山善の商品情報では左右のヒーター合わせて最大1400Wまでとされています。
「1400W」は上限の数字で、鍋物で使うのは450Wから
卓上IHは、コイルに流した電流で磁力線をつくり、鍋そのものを発熱させる仕組みです。熱源が鍋の側にあるので、鍋の材質と底の形で使えるかどうかが決まります。ここがガスとの決定的な違いです。
パナソニックはKZ-PH34の取扱説明書で、使えるなべを「鉄・ホーロー・ステンレス」、使えないなべを「アルミ・銅・多層鍋(底は磁石の付かない非磁性ステンレスで、間にアルミや銅を挟んだもの)」「耐熱ガラス」「土鍋」と書き分けています。そのうえで土鍋には注記があり、SGマークやSIHマークのある市販の土鍋は使えるとしています。つまり手持ちの土鍋がそのまま載るとは限りません。
大きさの条件も同じ説明書に書かれています。底径12〜26cmが対応範囲で、12cm未満は「異常を検知して、火力が弱くなったり、加熱できなかったりすることがあります」。底の形についても、丸い・脚がある・約3mm以上の反りがある鍋は使えないとされています。
ワット数のほうはどうでしょうか。同じ説明書の火力調節の目安表では、火力1から7がそれぞれ約75W・150W・260W・450W・700W・900W・1400Wに対応します。そして「鍋物(すき焼き・寄せ鍋)」に矢印が引かれているのは火力4から7、つまり450Wから1400Wの範囲です。1400Wは沸騰させるときの上限であって、煮ながら食べる時間帯にずっと使う火力ではありません。
ここから、卓上IHを鍋のために買うときの見どころが2つに絞れます。ひとつは載せたい鍋の底径が対応範囲に入るか。もうひとつは、弱火側をどこまで細かく落とせるかです。
一次情報:同じ型番を公式通販と楽天で突き合わせたら、3社で向きが逆だった
2026年8月27日、今回の6点のうち3社について、メーカー公式通販の価格と楽天市場の価格を同じ日に確認しました。「公式より通販モールが安い」と言えるのかを確かめるためです。結果は、3社とも違う向きになりました。
| 型番 | メーカー 公式通販 |
楽天市場 | 差 |
|---|---|---|---|
| パナソニック KZ-PH34-K |
17,600円 | 11,807円 | 公式が 5,793円高い |
| 山善 YEP-CS140(B) |
7,480円 | 7,480円 | 差なし |
| アイリスオーヤマ IHK-TA1P-B |
5,680円 | 5,980円 | 公式が 300円安い |
いちばん差が出たのはパナソニックです。パナソニック公式通販のKZ-PH34-Kは17,600円で、確認した時点では在庫がありませんでした。同じ型番が楽天のコジマ楽天市場店では11,807円・送料込です。差は5,793円、率にして32.9%になります。楽天の最安はデンキチWeb 楽天市場店の10,841円でしたが、こちらは送料別でした。
山善は差がありませんでした。山善公式の通販サイトでYEP-CS140は7,480円・送料無料、楽天で山善が直営する「くらしのeショップ」も7,480円・送料込です。前に調べたレジャーシートでも、メーカー公式通販とそのメーカーの楽天直営店は同じ値段でした。同じ形がここでも出ています。
アイリスオーヤマは向きが逆でした。楽天市場で「IHK-TA1P」を検索すると18件が並び、そのうち1400W単体で売っている出品は17件。この17件がすべて5,980円で、1円も違いませんでした。残る1件は1000Wモデルと同じページで売る出品で、表示は1000W側の5,480円です。いっぽうアイリスオーヤマ公式直営のアイリスプラザ Yahoo!店は5,680円で、通常価格5,980円からの5%OFFという表示でした。差は300円、率にして5.0%です。
この3つを並べると、言えることは1つだけです。「公式は高い」も「モールは安い」も、メーカーごとに逆になります。型番が決まったら、公式通販と楽天の両方を開いて突き合わせる。それ以外に確実な方法はありませんでした。楽天の17店が1円も動かなかったアイリスオーヤマのように、モールの中で比べても差が出ない商品もあります。
ここに書いたのはいずれも2026年8月27日時点の表示価格です。楽天は店ごとにポイント倍率やクーポンが異なり、送料も配送先で変わるため、表示価格だけで最終的な負担額は決まりません。またアイリスプラザ Yahoo!店の5,680円は期間を区切った割引表示であり、いつまでの価格かはページから読み取れませんでした。楽天の件数は「IHK-TA1P」というキーワードでの検索結果であって、楽天市場の全出品を数えたものではありません。
6点の個別レビュー
1位:山善 YEP-CS140(B)(7,480円・送料込)
山善の商品情報によれば、加熱時は鍋底12〜26cm、揚げ物時は18〜22cmに対応します。火力は300Wから1400Wの5段階、揚げ物は160度から200度の5段階、さらに60度・70度・80度の保温が3段階あります。本体は幅30×奥行33.5×高さ5.8cm、約2.2kgです。
26cmまで対応する機種は今回の6点で2つあり、もう一方のパナソニックは11,807円です。同じ鍋が載って4,327円安い、というのが1位にした理由になります。電源コードはマグネットプラグで、本体の底面に収納ボックスが付いています。卓上に出しっぱなしにせず、鍋の日だけ出す使い方に向きます。
弱火側は300Wが下限で、パナソニックの75Wほどは落とせません。コトコト煮続けたい料理が主目的なら、次のパナソニックのほうが合います。
2位:パナソニック KZ-PH34-K(11,807円・送料込)
火力が7段階と今回の6点で最も細かく、下限は約75Wです。パナソニックは製品ページで、火力7段階の「3」以下(弱火・とろ火)が約25dBだと説明しています。食卓に置いて会話しながら使う道具として、この数字を公表しているのはこの1台だけでした。
加熱コースのほかに、炊飯コース・煮込みコース・揚げ物コースがあります。取扱説明書には、おでんやポトフを「加熱」で煮立ててから「煮込み」に切り替える手順が載っています。鍋の季節が終わったあとも使い道が残る作りです。
本体は幅30.4×奥行34.5×高さ5.4cm、約2.5kgで、6点のうち1口タイプでは最も重い1台です。揚げ物コースは別売の専用天ぷら鍋を使うことが条件になっているので、揚げ物目当てなら追加の出費を見込んでください。
3位:アイリスオーヤマ IHK-TA1P-B(5,980円・送料込)
今回の6点で最も安い1400W機です。販売ページの仕様表では、加熱調理が鍋底12〜24cm、揚げ物調理が18〜22cm、火力6段階、本体は幅28×奥行32.6×高さ5.4cm、約2.1kgとなっています。
上位2機種との違いは、鍋底の上限が24cmであることの1点です。26cmとの差は2cmですが、円の面積で見ると約17%変わります。26cm対応が約531平方cmなのに対し、24cm対応は約452平方cmです。1〜2人の鍋、あるいは直径24cmまでの鍋しか持っていないなら、この差はそのまま2,000円弱の節約になります。
価格の面では、前の章で見たとおり楽天の17店がすべて5,980円で横並びでした。どの店を選んでも表示価格は同じなので、ポイント倍率と配送で決めることになります。
4位:山善 YEM-W1456(B) 2口タイプ(14,800円・送料込)
鍋と締めのうどん、あるいは鍋と汁物を並べて置ける2口タイプです。山善の商品情報では、加熱調理は左右とも最大26cm、揚げ物調理は左右とも最大24cmまで対応します。本体は幅56×奥行41×高さ6.2cm、約6kgです。
ここで先に押さえておきたい条件があります。山善は「左右のヒーター合わせて最大消費電力1400Wまで使用可能」と書いています。2口あっても、両方を同時に強火にはできません。片方を煮立てているあいだ、もう片方は保温か弱火に回る、という使い方になります。
それでも、鍋を火から下ろさずに次の一品を温められる価値はあります。ただ幅56cmは食卓の面積をかなり占め、約6kgは出し入れが億劫になる重さです。据え置きで使うと決めてから買う1台といえます。
5位:アイリスオーヤマ IHK-TA2P-B(5,480円・送料込)
今回の6点で最も安い1台です。販売ページの仕様表では1000W、火力5段階、加熱調理が鍋底12〜20cm、揚げ物調理は直径18cmのみ、本体は幅24×奥行28.6×高さ5.4cm、約1.7kgとなっています。
1400Wの兄弟機であるIHK-TA1P-Bとの差は500円です。その500円で、最大火力が400W、鍋底の上限が4cm変わります。20cmまでという条件は、2人分の鍋か、一人暮らしの調理台として使う想定です。4人で囲む鍋を載せる前提なら、500円を足したほうが後悔は少ないはずです。
逆に、置き場所が狭いキッチンの補助コンロとして買うなら、幅24cmと約1.7kgという小ささが効きます。用途がはっきりしているぶん、選びやすい1台です。
6位:ドリテック DI-217BK ピッコリーノ(5,920円・送料込)
ドリテック公式の製品ページによれば、最大1000W、火力は100Wから1000Wの10段階、対応する鍋底は約10〜16cm、本体は約20.5×20.5×5.0cm、約1.5kgです。今回の6点で唯一、A4より小さい設置面積に収まります。
鍋底16cmという上限は、1人用の土鍋や小さめの片手鍋の寸法です。26cm対応の機種と比べると、載る底面積は約38%にとどまります。家族で囲む鍋には使えませんが、10段階という細かさは6点で最多で、100W刻みで弱火を作れます。
順位を6位にしたのは、この記事が「秋から冬に鍋を囲む」用途で並べているためです。一人分を温める道具として見るなら、置き場所の小ささと火力の刻みで選ぶ理由がはっきりある1台です。
卓上IHコンロの選び方
買う前に、手持ちの鍋の「底の直径」を測る
各社が仕様に書いているのは、鍋のいちばん広い部分ではなく底の直径です。土鍋は号数で売られていますが、号数が示すのは外径なので、底径はそれより小さくなります。定規を鍋底に当てて実寸を測り、その数字が機種の対応範囲に入るかで決めてください。上限を超えると、パナソニックの説明書にあるとおり加熱にむらが出たり安全機能が働いたりします。
土鍋を使うなら、IH対応のマークを先に確かめる
手持ちの土鍋がそのまま載るとは限りません。パナソニックはKZ-PH34の説明書で土鍋を「使えません」の側に置き、SGマークやSIHマークのある市販の土鍋だけが使えると注記しています。IH対応でない土鍋を使うつもりなら、卓上IHではなくカセットこんろを選ぶことになります。防災用も兼ねる場合の選び方はカセットコンロの比較記事にまとめています。
弱火をどこまで落とせるかで、鍋のあとの使い道が変わる
鍋そのものは、どの1400W機でも煮立ちます。差が出るのは煮ながら食べる時間帯です。今回の6点では下限が75W(パナソニック)から300W(山善のYEP-CS140)まで開いていました。おでんやカレーのように長く煮る料理まで見込むなら段数の多い機種を、鍋のシーズンだけと割り切るなら価格を優先する、という分け方になります。
よくある質問
卓上IHコンロで土鍋は使えますか
そのままでは使えないものが多く、IH対応の土鍋だけが使えます。パナソニックはKZ-PH34の取扱説明書で、使えないなべとして「アルミ・銅・多層鍋」「耐熱ガラス」と並べて「土鍋」を挙げ、そのうえで「SGマーク・SIHマークのある市販の土鍋はお使いいただけます」と注記しています。手持ちの土鍋の底にこのマークがなければ、IH対応の土鍋を買い足すか、カセットこんろを使うことになります。
「1400W」と書いてあれば、どの機種でも同じ鍋が使えますか
使えません。今回比べた1400Wの3機種でも、加熱調理で対応する鍋底の直径は、アイリスオーヤマのIHK-TA1P-Bが12〜24cm、山善のYEP-CS140とパナソニックのKZ-PH34が12〜26cmと分かれていました。円の面積にすると約452平方cmと約531平方cmで、約17%の差があります。ワット数は火力の上限を示す数字で、載る鍋の大きさとは別ものです。
2口タイプなら、鍋と汁物を同時に強火で煮られますか
できません。今回選んだ山善のYEM-W1456(B)について、山善の商品情報は「左右のヒーター合わせて最大消費電力1400Wまで使用可能」と書いています。片方に火力を回すともう片方は下がる仕組みなので、2口タイプは「同時に強火」ではなく「片方を保温しながらもう片方を使う」道具として考えてください。
メーカー公式通販と楽天では、どちらが安いのですか
メーカーによって逆になります。2026年8月27日に確認した範囲では、パナソニックのKZ-PH34-Kは公式通販が17,600円、楽天のコジマ楽天市場店が11,807円で、公式のほうが5,793円高い状態でした。山善のYEP-CS140は公式通販も楽天の直営店も7,480円で同額。アイリスオーヤマのIHK-TA1P-Bは楽天が5,980円、公式直営のアイリスプラザ Yahoo!店が5,680円で、公式のほうが300円安いという結果です。型番を決めたら両方を開いて見比べてください。
ペースメーカーを使っていても、卓上IHのそばにいて大丈夫ですか
本記事では判断できません。IH機器と植込み型医療機器の関係については各メーカーが取扱説明書に注意事項を載せており、内容は機種によって異なります。心臓ペースメーカーなどを使用している方は、購入前に該当機種の取扱説明書の注意事項を確認し、必要に応じて医師や機器のメーカーにご相談ください。
まとめ
この秋に家族で鍋を囲むために1台買うなら、山善の卓上IHクッキングヒーター YEP-CS140(B)(7,480円・送料込)です。鍋底26cmまで対応する機種のなかで最も安く、公式通販の山善ビズコムでも同じ7,480円でした。
卓上での使い心地まで詰めるならパナソニックのKZ-PH34-K(11,807円・送料込)。火力7段階で、弱火側は約25dBとパナソニックが公表しています。金額を詰めるならアイリスオーヤマのIHK-TA1P-B(5,980円・送料込)が6点で最も安い1400W機ですが、鍋底の上限は24cmです。
そして今回いちばん効いたのは、ワット数ではなく鍋底の直径を見ることでした。同じ1400Wでも上限は24cmと26cmに分かれ、載る面積は約17%違います。さらに手持ちの土鍋は、IH対応のマークがなければ載せられません。買う前に鍋の底を測り、マークを確かめてください。
価格・送料は2026年8月27日時点の楽天市場および各メーカー公式通販の表示です。変動しますので、購入前に販売ページでご確認ください。本記事は各商品を購入・使用したうえでの検証記事ではなく、メーカーの公式サイト・取扱説明書および販売ページの公開情報と、同日に確認した価格・送料条件にもとづいて構成しています。使えるなべの条件・安全上の注意は機種ごとに異なるため、必ずお使いになる機種の取扱説明書に従ってください。掲載内容の詳細は免責事項をご覧ください。








コメント